みりんの代用はちみつ、砂糖、甘酒、料理酒




みりんの代用はちみつ編

みりん代用はちみつ
みりんがない時は、はちみつ代用できます。

はちみつで代用する時は、みりんの分量よりは少なめから初めて調節してみて下さい。
はちみつは長時間煮込む料理にはあまり適していないので、その時は最初からはちみつを入れずに出来上がる少し前に(5分~10分ぐらい)はちみつを入れてみてくださいね。

みりんの甘さをはちみつで代用するので、まろやかな風味になってこれもまたありです。料理によってはみりんの代用ではなくて最初からはちみつを使ってもいいかもしないですよ!

ただ、みりんは酒類調味料なのでアルコールが入っています。臭みをとったり柔らかくしたりという効果も期待する場合は、はちみつと酒を使うとよりみりんに近づきますね。

はちみつと酒の分量は

みりん大さじ1:はちみつ小さじ2/3+酒大さじ1

まずはこの割合で作ってみてください。

みりんの代用はめんつゆでも出来る?

みりん代用めんつゆ
みりんは昔はお酒として飲まれていた時代もあったようです。そんな時代の後にそばつゆとして使われるようになったとのことなので、めんつゆで代用は出来るのではないでしょうか?

みりんの代用でめんつゆを使う場合は、みりんだけの代わりというよりはその料理の調味料をめんつゆに代えるという認識でいいかもしれません。

親子丼なら、醤油、砂糖、みりん、だし汁を大体使いますよね。

このみりんだけをめんゆつに代えるのではなくて、めんつゆだけで親子丼を作るという感じですね。
めんつゆなら上の材料はほとんど入っていますね。めんつゆの分量通りに入れればいいだけです。簡単で美味しく出来るめんつゆってなんて素敵なんでしょう~♪

みりんの代用甘酒編

みりん代用甘酒
甘酒は「酒粕」から作られるものと、「米麹」から作られるものがあります。

米麹から作られる甘酒はほのかな甘みはあるものの、アルコールが入っていません。みりんの代わりに使うとなるとほのかな甘みだけを期待して代用するしかないですね。

酒粕から作られる甘酒はアルコールが残っている事もあるという程度です。ですが甘味もあるので米麹で作られた甘酒よりはみりんの代用としては近いですね。

米麹の甘酒は飲む点滴と言われるくらい栄養素がたくさんあるので、みりんの代用と言わずに最初から甘酒を入れて作るのもおすすめですよ。




みりんの代用オリゴ糖、砂糖編

みりん代用砂糖オリゴ糖

砂糖はみりんの代わりになります。正確にはみりんの甘さの代わりですね。
砂糖はアルコールが入っていないので、酒をプラスしたらさらにみりんに近づきます。

酒と砂糖で代用する場合の割合は、

みりんが大さじ1:砂糖小さじ1+酒大さじ1

みりん本来のコクや照りには及びませんが代用として使うのならこれで十分かと思います。

オリゴ糖で代用する場合は分量は砂糖と同じでも問題ありませんが、オリゴ糖は砂糖より甘味が少ないので砂糖と同じ量にすると甘さが足らなく感じるかもしれません。ただ、砂糖と同じ分量で使うとカロリーが控えめになるので糖質を気にする方にはおすすめです。

みりんの代用といえば料理酒!

みりんは酒類に分類されるので酒で代用はできます。ただし砂糖も一緒にいれてくださいね。
そして使う酒は料理酒ではなく日本酒がおすすめです。
料理酒には塩や酢などが入っているためみりんよりもしょっぱくなってしまう可能性があります。

分量は上記と同じで

みりん大さじ1:酒大さじ1+砂糖小さじ1

まずはこの分量で作ってみてくださいね。

みりんの代用でコーラーが使えるって本当?

みりん代用コーラー
みりんの代用でコーラーは使えます。あまりおすすめはしていませんが…

コーラーは砂糖とカラメルと炭酸、あと香料で出来ていますね。炭酸でお肉は柔らかくなりますし、砂糖とカラメルで照りも出ます。ですのでみりんの代用にはなります。
バーべキューなどでコーラーをお肉にかけて焼くと柔らかくで美味しくなるって聞いたことはありませんか?みりんほどのコクは出ませんが、炭酸の効果でお肉は柔らかくなりますね。

みりんの代用は糖質制限をしている場合はどうする?

糖質制限している時にみりんを代用するなら、オリゴ糖かはちみつがおすすめです。

どちらも砂糖よりもカロリーは低いです。

オリゴ糖は1gあたり2kcal、はちみつは1gあたり3kcal、、砂糖は1gあたり4kcalとなっています。

糖質制限中にみりんを代用した料理をするならオリゴ糖+酒の組み合わせがカロリー控えめになりますね。

みりんの5つの役割

そもそもみりんはどんな役割があるのでしょうか?
大きくまとめると次の5つになります。

●自然な甘みを付ける
みりんの甘さは自然で上品な甘さです。その甘さは日本料理にはよく合います。砂糖では出せない甘さですね。

●臭みを取ってくれる
みりんは酒類になります。アルコール分は13%から14%。このアルコールによって肉や魚の臭みを取ってくれます。

●照りが出る
みりんの糖分によって料理に照りをだすことができます。

●味がしみ込む
アルコールの成分によって、味をしみ込ませる効果があります。

●煮崩れを防いでくれる
みりんを入れて長時間煮込んでも煮崩れしにくいです。

みりんにはこのような役割があります。
主にアルコールの効果と自然な甘さのよるものなので代用する時はその2点を補えるものとして考えるといいですね。
やっぱりみりんの代用でおすすめは日本酒+砂糖ですね。